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2023.09.20
こんにちは。
博多駅から徒歩5分の歯医者【ゲン歯科クリニック】です。
「年をとったら歯は抜けてしまうもの」と思っていませんか?
歯周病は歯を失う原因の一つですが、予防できる病気です。
ご自分の歯で食事を味わうには20本の歯が必要であるといわれています。
80歳で20本の歯が残っている人は51.2%で、シニアの方の約半分が自分の歯で食事を楽しんでいるのです。
(出典:歯科疾患実態調査の結果(概要)‐2016年 https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/62-28.html)
ご家族やご友人と食事を楽しむためにも、歯周病は早い段階で見つけ、治療を行うことが大切です。
歯周病は、成人の約8割がかかっているといわれ、歯と歯ぐきの境目にある歯周ポケットに溜まった磨き残しの細菌が原因です。
細菌は毒素を出し、歯ぐきに腫れや出血などの炎症を起こします。やがて歯を支える骨までも溶かし、歯が抜け落ちてしまうことも。
健康な歯ぐきの歯周ポケットは2〜3mmです。
4mm以上の歯周ポケットがある人は40代で約4割、
歯ぐきからの出血が認められる30歳以上55歳未満の割合も約4割います。
(出典:歯科疾患実態調査結果の概要‐歯肉の状況‐2016 https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/62-28-02.pdf)
このように非常に身近な歯周病ですが、初期段階では痛みがないため、気づかないうちに進行しているケースがほとんどです。
また、歯周病は糖尿病や脳梗塞、心疾患など、身体の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。定期的に歯科検診を受け、予防しましょう。
このような症状はありませんか?
歯磨きで血が出る
歯ぐきが腫れる
お口がねばつく
口臭が気になる
歯ぐきが下がり歯が長くなった
歯と歯の間にものが挟まるようになった
歯がグラグラする
これらは歯周病の症状の一つです。
歯科検診でプロのケアを受け、効果的なセルフケアを身につけることが大切です。
さらに次の方は要注意です。
中年期以降の方
喫煙習慣のある方
妊娠中の方
糖尿病の方
定期的に歯科を受診して予防を心がけましょう。
当院では、患者様それぞれに「お口の診断書」をお渡ししています。
現在のお口の状態を把握し、今後の治療過程をイメージできるため、モチベーションアップにつながるでしょう。
また、歯ブラシだけでは取りきれない「細菌の膜」を取り除き、ブラッシングのコツもお伝えしています。
「歯周病かも?」と感じたら、どうぞお気軽にゲン歯科クリニックまでご相談ください。
ゲン歯科クリニックのアクセスはこちら > https://www.gen-dc.com/access.html