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2019.12.24
皆さんこんにちは。
ゲン歯科クリニックです。
一般的な虫歯治療では、歯を削った後に詰め物や被せ物を歯科用合金で製作しますよね。
いわゆる「銀歯」は、比較的丈夫で安価であることから、気軽に作ることができる修復物といえます。
ただ、銀歯を入れたあとに後悔される患者さまが多いのも事実です。
そこでおすすめなのがセレックによる詰め物や被せ物の製作です。
セレックとは、コンピューター上で詰め物や被せ物を設計し、専用の機械を使ってそれらを製作するシステムを意味します。
使用する材料は、硬くて美しい「セラミック」です。
非常に優れたシステムであることから、日本でも広く普及するようになってきました。
従来の方法で詰め物や被せ物を作る場合、実際に手を動かすのは「歯科技工士」でした。
一方、セレックシステムでは専用の機械がセラミックブロックを削り出して製作するため、極めて短い期間で治療を完了させることが可能となります。
テセレックシステムは、その大半の工程をコンピューター制御で行うことから、出来上がった修復物の精度も極めて高いものとなります。
つまり、支台歯へとぴったり適合する詰め物や被せ物を作ることができるのです。
これは見た目や装着感が良好になるだけではなく、虫歯の再発を防ぐ上でも大きなメリットとなります。
セレックで製作する修復物はセラミックで構成されていますので、当然のことながら金属アレルギーのリスクがありません。
また、銀歯のように金属色が目立つこともなく、審美性に優れた詰め物や被せ物を装着することができます。
さらに、セラミックは経年的な劣化のない材料なだけに、いつまでも美しい状態のまま使い続けることができるのです。
このように、セレックシステムは従来の治療法とは大きく異なる点がいくつもあります。
その結果、審美性や機能性、耐久性に優れた詰め物や被せ物の製作が可能となっております。